お気楽プログラミングの話<#2>です。
「時間と費用が掛けられない」のが条件でした。
費用についてはフリーや試用版の開発環境を使えば限りなくゼロに近づきます。
しかし、インストールやらの環境設定に手間と時間が掛かり、それが目的化しては元も子もありません。
更に条件を絞込んだところで
・Windowsユーザである
・Microsoft Officeユーザである
・デスクトップ・アプリケーション(※)を作る
を追加。
まあ、追加条件は大多数がクリアされると思います。
そんな訳で、管理人も仕事で使っているMicrosoft Office製品を選びます。
Word/Excel/AccessなどのMicrosoft Office製品には最初から開発環境が付いているのです。
ただし、他の人に使ってもらうために配布する場合も動かすPCにOffice製品(バージョンよる違いあり)が必要です。
全ての製品・バージョンを確認した訳ではありませんが、メニュー・バーのツール→マクロ→Visual Basic Editorで表示されるものがそれです。
「Basic」って懐かしいですね。
PCの出始めの頃(Windowsのずっと前)はアプリケーションはあまりなくて、自分で作るもの的な世の中でした。
おまけで付いていたその頃のBasicは1行毎に行番号が付いていて、Go To 文を多用したため作成者も解読不能ということも多々ありました。
このように絡み合って分からなくなってしまったものをスパゲッティコードと呼びます。
Basicにはいろんな種類があり、Microsoft製品はVisual Basic(VBと略す)と呼ばれます。
Microsoft Office製品に付いているものはVBA(Visual Basic for Applications)といい、Excel等(Applications)用にカスタマイズされています。
同じMicrosoftとは言え、開発チームが違うので製品毎の違いがあるのは仕方がないかな?
Microsoft Office製品のVBAは既に開発終了した「Visual Basic 6」がベースです。
構造化プログラミングが考慮されているのでスパケッティ~は改良されています。
なお、VBの最新は Visual Basic 2010 で、オブジェクト指向プログラミング言語というお気楽でない内容であり、前者との互換性はありません。
長くなりそうなので、続きは次の機会に。
※デスクトップ・アプりケーション:ローカルのPCで単独で動くアプリケーションかな?
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