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先日は佐賀県立鳥栖高校の卒業式だった。
天気は良いが、やや寒い。
3年前の入学式以来の体育館である。
かなり冷え込んでいる。
油断してしまった・・・

2時間弱の式典が長く感じられる。
特筆すべきは在校生の送辞と卒業生の答辞が印象的だったことか。
聞けば前者は演劇部だとか。
表現力が素晴らしい。

ゼロ歳から通った保育園に始まり、入園式/入学式や卒園式/卒業式、運動会は全て立ち会った。
それが可能であった環境に感謝する。
その場を共有出来たことは何事にも代え難い。

卒業式の後は父兄同席で最後のホームルームである。
全員の思い思いのスピーチが始まった。
謝辞や将来の夢などが語られた。
文系のクラスである。
小学校からの夢である教師を目指すとした生徒が何人かいた。
良い師に恵まれたのだろう。
人の役に立ちたい、人を助けたいと話す生徒も多かった。
最低5人は助けたいと妙に具体的な目標もあった。
中学までのそれとは明らかに違う。
選挙権も18歳からになるんだった。

将来は今ある職業の大半は消滅すると言われる。
それをどのように乗り切るか(サカナの取り方)を教えるのが教育なのかな。

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