公開中の実話が原作の映画・ビリギャル。
最近の邦画では面白さ1番だった。
成績最下位クラスの主人公が一念発起して私立の雄・慶応大へ現役合格する単なるサクセスストーリーではなかった。
色んな見方があろう。
本人の努力はもちろん。
個々人の個性にあった指導と本人の才能を信じて疑わない塾講師の役割といつも3人の子どもを信じて見守る母親の役割は外せない。
ストーリーの進展に従い主人公の周囲の変化が面白い。
ところで父親はプロ入りを目指していた野球大好き人間である。
熱血漢ではあるが、困った人には手を差し伸べる。
自分の果たせなかった夢をひとり息子に託している。
しかし、進学した野球の名門高校ではレギュラーになれず限界を感じ退部・・・
超前向きに生きる大切さを教えて貰える作品かと。
今、映画館へ行くも良し、レンタルビデオやテレビ放映を待つも良し。
枠にはめたがる大人のひとりにならないようにしなくては。