家計簿アプリはライフハック・ツール
ライフハックとは仕事の質や効率、高い生産性を上げるための工夫や取り組みのことです。
財布がレシートで溢れている人は多いと思います。
日々家計簿に記入する時間と意欲がある人は稀でしょう。
最初からレシートを受け取らない人も少なくありません。
個人的には財布や口座の残高把握は大まかで構いません。
しかし、入金/出金は確実に押さえたいと考えます。
口座だけはたくさん持ってます。
記帳した預貯金通帳や郵送されるクレジット請求明細での確認は昔の話です。
今は金融機関も誘導するWebサービスを利用します。
全てのWebサイトにログインして確認するなど馬鹿げた話。
これらを解消するため家計簿アプリを使っている人は多いでしょう。
私が要求する機能は次のようなものかな。
①手入力とレシート読み取り
②金融機関等の複数口座一括管理(アカウントアグリケーション)
③各種統計情報
④アプリ外部へのデータ保存
⑤無料(或いは低コスト)
使ってみたアプリは何れも一長一短があります。
手入力とレシート読み取り
昨年(2017)三月まで愛用していたアプリReceRecoのファンは多かったようです。
今でも次のエントリーへのアクセスがあります。
悲しいお知らせ、家計簿アプリReceRecoサービス終了(2017-03)
ReceRecoはレシート読み取りや手入力機能の他にMoneyForward連携やEvernoteへの保存ができたのがポイント。
サービス終了後の一年以上に渡りレシート読み取り及び手入力はMoneyForwardの機能を利用しました。
・レシート読み取りは個別商品又は合算値しか選べない。
・愛用の日本語入力ATOKが使えない。
のが不満でした。
探してみて、ユーザー数が最も多いと思われるZaimアプリのレシート読み取りと手入力が良さそうです。
長いレシートの読み取りに難がありそうですが現時点では困ったことはありません。
日本語入力ATOKも大丈夫。
金融機関等の複数口座一括管理
対応金融機関等の多さでMoneyForwardアプリの右に出るものはないでしょう。
アカウントアグリケージョンと呼び、このアプリから連携した金融機関等のデータを参照できる機能です。
一括取得は有料会員向けですが、無料会員でも順にクリックすれば済みます。
前出のZaimアプリは対応金融機関等は少なく、無料会員のデータ取得は一日一度のみでありユーザーの任意のタイミングでは行えません。
各種統計情報
MoneyForwardアプリの統計情報は盛りだくさんです。
Zaimアプリは見劣りしますが、個人的にはあまり必要としない機能です。
前者は記録を検索する機能がない?
後者はメモ欄のあいまい検索ができるようです。
これは重宝します。
アプリ外部へのデータ保存
地道に築き上げたコンテンツもサービス終了になればお仕舞です。
外部に保存したくなります。
MoneyForwardからのCSVファイルダウンロードは有料会員向けとなりました。
Zaimアプリは無料会員でもCSVファイルダウンロード及びEvernoteへの保存が可能です。
このEvernote連携は前日までの分が一日分をひとつのノートにまとめて保存されます。
一旦Evernoteへ送られたレコードに対する修正は反映しないようです。
当該レコードに送信済みのマークが付くものと思います。
削除&新規作成すれぱ未送信の同日分がまとめられて新たなノートができます。
後日の検索にはこれで充分です。
無料(或いは低コスト)
手入力とレシート読み取り → Zaim
金融機関等の複数口座一括管理 → MoneyForward
各種統計情報 → MoneyForward/Zaim
アプリ外部へのデータ保存 → Zaim
MoneyForward/Zaimを何れも無料会員で有効活用させてもらっています。
MoneyForwardのみで運用していた時は手入力やレシート読み取りによる入力データと複数口座一括管理データの両方にデータが存在した場合、履歴表示での重複が気になってました。